無辺世界

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めがね

 加瀬亮が海辺でドイツ語の詩を暗唱するシーンを突然見たくなって借りてきた。加瀬さんの何が好きって骨格だな! 大学時代にとよことふたりで観に行った映画なので、少し懐かしい気持ちにもなりつつ鑑賞。ある春の日、タエコ(小林聡美)が浜辺の小さな宿「ハマダ」を訪れるところから映画は始まる。

 前半の、台詞がどこか宙に浮いているような違和感(「才能ありますよ、ここにいる才能」とか)は今回も感じてしまったけれど、映画が進むにつれてあまり気にならなくなっていった。青く透き通った海、浜辺で飲むビール、毎回おいしそうな食事。サクラさん(もたいまさこ)の作るかき氷。携帯電話が通じない、観光するところもないような場所。ご飯がおいしそうってそれだけでずるいよなぁ。

 「たそがれる」というのがこの映画のキーワードなのだが、たそがれるとはどういうことか、たそがれたいという気持ちがどういうものか、わたしはいまいちよくわからない(普段からぼおっとしてるからか?)。でも、タエコがあの宿にたどり着いた理由「携帯電話が通じなさそうな場所に行きたかった」なら、自分にも少しわかる気がした。

 お目当てだった加瀬さんのドイツ語もよかったけれど、サクラさんがかき氷のための小豆をじっくり煮込むシーンが、今回とても印象に残った。丁寧で、ゆるぎなくて。

 「大切なのは焦らないこと
 焦らなければ そのうちきっと」

 という台詞が説得力をもって響いたのも、あの小豆がふっくらとおいしそうだったから。

 二度目の鑑賞であらためて気づいたのは、ハルナ(市川実日子)が持つささやかな毒気とか、メルシー体操って実際ほんとに健康によさそうだなってこととか。あとタエコの服装がやっぱり好き。執拗にくり返される「たそがれる」という言葉の意味は、べつに深く考える必要もないかな、と思った。


映画 01:40 comments(2)
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- 01:40 -
COMMENT
めがね、いいですよね!
あれを見ると、ビールと美味しいご飯が食べたくなります!!

めがねを思い出すとなぜか、ビールにエビ?ロブスター??をかぶりつくシーンを思い出します!
| ogattz | 2010/10/18 7:35 PM |
to:ogattzさん
あぁ、あのひたすらみんなで海老をむさぼるシーン!
インパクトありますよね!
なんかふと観たくなったんです。不思議な映画ですね。
| えみ | 2010/10/22 11:52 PM |









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