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“これも自分と認めざるをえない”展


 8月6日、金曜日。ひとつ前の記事の続きです。国立新美術館で「オルセー美術館展 2010」を観て、ちょっと休憩を挟んだ後、ミッドタウンのガーデン内にある21_21 DESIGN SIGHTへ。こちらで開催されているのは、佐藤雅彦ディレクションの「“これも自分と認めざるをえない”展」。

 タイトルからしておもしろそうな展覧会。内容もとってもよかったです。おもしろかった。これはとてもおすすめです。体験型のインスタレーションを中心とした企画展。キーワードは「属性」。

 まず、展示スペースに入る前に受付付近のブースで体重・身長を計測したり目の写真を撮ったりします。この時点で、え、なんでそんなことするんだろう!と疑問が湧いてきますが、先へ進むと、なるほどそうか。そういうことかーと納得。新感覚。「わたし」が部分的に採集されることの不思議な感覚に慣れるうちに、自分という人間の輪郭がどんどんなくなっていると感じる。その危うさがたのしかったり、少し恐かったり。

 特におもしろかったのは「金魚が先か、自分が先か」で、わたしは金魚が先でした。……と、こんな風に感想を話し合える人と行ったほうが絶対にたのしいと思うので、何人かで行くことをおすすめしたいです。実際にはひとりずつで体験するインスタレーションがほとんどなんですが、体験した結果をシェアする相手がいるほうがおもしろさがぐっと深まりそう。わたしはなんでひとりで来ちゃったんだろうとちょっと後悔しました。

 体験型ではない資料の展示も充実していました。興奮したのは「頭の中の散らばり方」。6名の著名人の、パソコンのデスクトップが再現された展示なのですが、6名のなかに穂村弘とか椎名林檎とか茂木健一郎とか、普段から注目している方々の名前があったのです。実はこの展覧会のことも、「穂村弘」で検索かけたときにヒットして知りました。穂村さんのファンでよかった…!

 ひとつだけ残念だったのは、思ってた以上に時間を要する展覧会で、「心音移入」を体験できたなかったこと。すべて網羅するのはそれなりに時間がかかると思うので、時間に余裕をもって観に行ったほうがよいです。けっこう長いスパンで開催されているので、そこがありがたい。11月3日まで。

 わたしももう一回くらい観に行きたいなー。いや、充分たのしめたんだけど、この企画展はたのしいだけじゃなくて、なんかもっと考えられそうで。佐藤雅彦さんもきっと、この展示をきっかけに何か問題意識を持ってほしかったんじゃないかなぁと思う。「個人を特定する技術」が進歩するというのはどういうことだろう?わたしたちに何をもたらすだろう?

 と、そんなわけですが、今度は誰かを誘っていきたい。興味のある方、いっしょに行く人が見つからないよー!な方、ぜひお供したいです。すでに一度観てしまった出がらしのようなわたしですが。

 企画展 佐藤雅彦ディレクション 「"これも自分と認めざるをえない"展」
 http://www.2121designsight.jp/program/id/index.html

 

その他 17:03 comments(2)
オルセー美術館展 2010 「ポスト印象派」


 8月6日、金曜日のこと。有休をとって六本木へ行ってきました。国立美術館で開催されていた「オルセー美術館展 2010」と、21_21 DESIGN SIGHTの企画展「“これも自分と認めざるをえない”展」を観に。

 行きの総武線快速のなかで、この日のためにと聴かずにとっておいた昆虫キッズの新しいアルバム 『TEXT』 を聴くと、もうそれだけで胸がいっぱいになってしまって、「美術館、行かなくていいんじゃない?」と、初心がぐらつきかける。とはいえ、目的はきちんと果たしてきました。

 絵は全く詳しくないし、良し悪しもわからない。それでもときどき「どうしても観たい」と思うことがある。ほんの数年前、ハンマースホイ展が日本にやってきたときに、ものすごく観たいと思ったのに結局観に行かなかった。そのことをわたしは今でもねちねち後悔してる。

 うまく説明できないのだけど、意識のうえで「観に行きたい」というよりも、本能的に「観たい、観に行かなければ」という気持ちが湧くときは絶対で、観に行かないと深く後悔するのだと思った。

 今回、わたしがどうしても観たかったのはゴッホの「星降る夜」。

 先月末、職場でとっている日経新聞夕刊の一面にこの絵が紹介されているのをたまたま見つけた。月並みな言い方だけど、率直に「これは」と思った。ひと夏の恋の予感ってこんな感じなのかな。わくわくした。この絵の質感と色彩、そして実際の大きさを、自分の目で体感したいと思った。

 オルセー美術館展は大盛況につきかなり混雑しているとのことで、わたしが行ったときも平日のお昼時なのに入場規制されていた。待ち時間は館内で20〜30分くらいだったか。ずっと『TEXT』を聴いていて、時間は気にしていなかったのでよくわからない。

 「ポスト印象派」ということで、モネから始まりスーラにセザンヌ、ゴッホとゴーギャン、ルソーなど計115点。とても混んでいたけど「ご自由に、ご自分のペースで観てください」とアナウンスがあったので、その通りにする。

 モネは前から好きだったけどやっぱり好きだな。とか、点描画は昔は好きだったけど今は生理的に「うっ」となってしまう。なぜだろう。とか、わからないなりになんとなく感想がわいてくるが、なんの感想もわいてこない絵もあった。途中、ピカソの絵も一点だけあって、「あ、ピカソ」と思う。

 さまざまな絵を通りすぎて、ついに「第5章 ゴッホとゴーギャン」。目当ての絵の前でしばし立ちつくす。幸福な時間だったなあ。

 「星降る夜」はなんていうか、ちょうどいい大きさでした。小さすぎず大きすぎなかった。あ、ちょうどいい、と思った。星の光とガス灯の二種類の光が描かれている。手前の二人は恋人同士なんだって。同じ絵の前で立ち止まっている人はたくさんいて、近くにいたおばあちゃんが満足そうに微笑んでいたのが印象に残っている。一回立ち去ったけど、名残惜しくてまた戻ってきてしまった。

 その他に印象的だったのは、セザンヌの「水浴の男たち」(すごい迫力。そして青い)、ゴーギャンの「『黄色いキリスト』のある自画像」(なぜか笑いそうになってしまった)。それから、ヴァロットンの「ボール(ボールで遊ぶ子供のいる公園)」やモローの「オルフェウス」など。

 数年前に観逃したハンマースホイも一枚展示されていて、思いがけない出会いに叫びそうになった。まさか観られると思ってなかったからうれしい。展示されていたのは「休息」。やっぱりこの人の絵好きだ。ぱっと見さびしいんだけど、じっくり見てるとあたたかい。

 お土産に、ポストカード数枚と、「星降る夜」の額絵を購入。

 混雑していたけど、そのわりには自分のペースで観られてよかったです。開封したばかりの昆虫キッズ『TEXT』を聴いて、一目惚れしたゴッホの「星降る夜」を観た。わたしにとって、8月6日がこの夏の沸点です。


その他 17:03 comments(0)
これはおもしろい!


紺色のひと」の今日のエントリーがめっちゃおもしろかった!
 
もし森ガールがゆるゆるファッションで実際に『森』へ入ったら
http://d.hatena.ne.jp/Asay/20100719

「森ガール」に関するもやもやがまたひとつ晴れました!だいぶね!


その他 22:13 comments(0)
天保十二年のシェイクスピア

 今日、youtubeのお気に入りを自動再生オンにしながら作業していた。次から次へとお気に入りに登録した動画が再生されるのだ。そしたらこんなものと再会した。 

 

 

 Uwakimono (Tatsuya Fujiwara) 天保十二年のシェイクスピア
 http://www.youtube.com/watch?v=5z5yxRQenIE

 うわぁなつかしい。これを見て藤原竜也くんがより好きになったんだ。しかし何度見てもすごいねこれ。初めて観る人はびっくりするんじゃないかしら。恋愛で思い悩んでる時なんかに見ると、すべてがばかばかしくなってきてとてもよいです。おすすめ。


 こちらも見応えありです。
 
   

 To Be Or Not To Be (Japanese) 天保十二年のシェイクスピア
 http://www.youtube.com/watch?v=kQfk83mMxRk

 これもすごいです!

 ハムレットのなかの有名な台詞、“To be or not to be”の歴代の翻訳をひたすら遡って言っていっているんだけど、二人のかけ合いがテンポ良くておもしろい! 最後にたどり着く明治時代の訳が笑えます。

 これ(「天保十二年のシェイクスピア」)は、大学時代のシェイクスピア講義で映像を観たのがそもそもの出会いなんだけども、上の方の動画とかよく教室でみんなで観たよなぁと思います。講義の詳細は忘れてしまったけど、「シェイクスピアのいろんな作品の要素が編みこまれたおもしろい劇を観た」という記憶は強い印象で残っていた。改めてDVDで観たいなーと前から思っていたんだけど、レンタルにないし、ちょっと値が張るので買うにしてもまだ手が届かないまま。


         


 ひとしきり動画を楽しんだ後で、何か大事なことを忘れてるような気がしてもやもやした。このもやもや感は何。もしかして、もやもやの正体はこの人か、ひょっとしたらそうなんじゃないかと胸がざわざわしだして、調べてみたら予感的中。

 「天保十二年のシェイクスピア」は、井上ひさしさんが作った戯曲だった。

 井上さんの訃報を知ったのは昨晩だった。亡くなられたと知ったときは、「ああ、わたしは彼の作品を読んだことがなかったな」と思ったけれど、こんな形で触れていたんだね。どちらかと言えば演出が蜷川幸雄だったという認識の方が強く、井上さんが作者であったことをすっかり忘れていたのだ。

 それでも記憶の隅に残っていて、ひっかかるものがあったのかもしれない。
 井上ひさしさんのご冥福を、心よりお祈り申し上げます。


 
その他 22:58 comments(2)
日替わりセサミ

 イベント事やその日に誕生したものにちなんで度々トップページのロゴを変化させて楽しませてくれるGoogleさんですが、今週はセサミストリート週間とのことで毎日のように賑わっています!

 セサミストリートが生誕40周年を迎えるそうで。ロゴの変化はたぶん11月4日から始まったと思います。初日はビッグバード(足のみ)だったんだけど、うっかり画像を保存し忘れました。こんなに毎日続くと思わなかった。

 以下、11月5日のロゴから順番に。オープン・セサミ! 

続きを読む >>
その他 21:35 comments(2)
文化の日ですが


 せっかくの休日、せっかくの日和、なのに家で時間を無駄にしてしまって落ち込んでいたのですが、先ほどこんな動画を見つけてひとしきり笑ったら元気になりました。

 
 

 東京事変・群青日和を日用品で再現してみた
 http://www.youtube.com/watch?v=pTt45j6-B7Y

  掃除機をかぽっと外すところ、いい加減なドラムセット(炊飯器が見えます)、びろーんとなったビニール傘でギターを再現、ベッドの上では物が乱雑に置かれていて撮影するなら片付けろよとか思ったり、林檎役の人の目線が不覚にも色っぽく見えたり、そんなこんなで妙なツボに入りました。くだらないんだけど愛があるのね。


 「遭難」も見つけました。
 こっちも笑える。なんだか後を引きます。
  
 

 東京事変・遭難を日用品で再現してみた
 http://www.youtube.com/watch?v=FGrGwzrsR0Q
  
 こっちは本家のプロモを知らないとおもしろさが伝わりにくいかもしれない。足場はどうなっているんだ。カーテンから現れるところとか超びっくりした。
 
 「修羅場」(予告編)もなかなか衝撃的でした。
 http://www.youtube.com/watch?v=3GM7g5Vu_gU 

 いろいろ見て最終的に思ったのは、仲間っていいよねってことと、わたしもメイクがんばろうってことでした。夜はたのしく過ごせそうなのでよかったです。
 

その他 16:40 comments(0)
THE3名様
福田雄一,石原まこちん
(2005-08-03)

 石原まこちんの短編ギャグ漫画の実写版。シリーズ化されていて、第1弾と第3弾をうめこちゃんが貸してくれました(なぜか飛ばされた第2弾)。

 男3人が夜な夜なファミレス(DVDではBig Boyが舞台)でだらだらしたりくだらないことで騒いだりしているだけなんだけど、おもしろかった! 1話1話が短くてテンポが良いのでそれほどゆるすぎず、ぷふっと笑える感じ。気分の浮かない日とか、退屈なんだけどいまいち何もやる気が起きない日とかに観るのにいいかも。

 ジャンボ(佐藤隆太)が毎回ポテトを頼むんだけど、そのポテトを整列させてみたり、フォークの先っぽの一つ一つに縦にさしてすごい満足気な顔をしてみせたり、そういう細かくてくだらないところがなんかツボ。あと、言うまでもないことですが、ミッキー(塚本高史)の服装の毎回個性的すぎるところとか。どこで売ってるんだ!ってつっこみたくなるような服を着ているのです。青色てかてかホットパンツの回とか衝撃的すぎました。まっつん(岡田義徳)は3人の中ではいちばんキャラがはっきりしない感じ。めんどくさそうに見えるときもあればすごくのりのりなときもあるし、ぼーっとしているのかと思えば突然キレだしたり、脱ぎ出したり……。

 第1弾(黄色い方)は2回観ました。ついおかわりしたくなる感じ。「ひとりパフェおやじ」とか何度観ても笑える。わんこパフェだわんこパフェだわんこパフェだ!って3回言うのね。あと、あのウェイトレスの女の子はどっかで見たことあるんだけど、どこで見たんだったか思い出せず。第3弾の「よしんばバカ!」と「ミキ田一少年の事件簿」もかなりツボでした。エンディングの歌も3人で歌ってて、それがまた馬鹿馬鹿しくてたのしい。なんだか明るい気持ちになれました。他のシリーズもレンタルして観てみたいな。うん、全部観てみたいです。

 それにしても佐藤隆太ほど黄色いTシャツが似合う日本人男性もなかなかいないんじゃないかと思う。

その他 16:33 comments(2)
もう、家に帰ろう
評価:
田辺 あゆみ,藤代 冥砂
ロッキングオン
¥ 2,625
(2004-04)
Amazonおすすめ度:


 特別な日に、何か印象に残るようなものを自分に与えてあげたくて、普段は買わないような写真集を買ってみました。写真家の藤代冥砂が、妻であるモデルの田辺あゆみを撮った写真集。写真には藤代さんによる1〜3行くらいのことば(メモ書きのような、つぶやきのような)が添えられています。

 この本のことを最初にどこで知ったのかは覚えていないのだけど、人様のウェブ日記で紹介されているのをよく目にしていました。けっこう人気のある写真集みたいで、わたしが買ったものも第9刷。でも、いくらプロのカメラマンが撮っているとは言え、妻の姿だけを延々と映し続けた言わばプライベートな写真集。それがどうしてこんなにも売れているのでしょうか。そんな疑問がわいてきそうなところですが、わたしもまた、自分で自分にびっくりするほど、この写真集にぐいぐい引き込まれてしまったのです。

 愛妻写真(?)なのにベタベタしていないところがすてきだし、田辺あゆみさんが自分を綺麗に見せようとしていないところ、その多彩な表情がすばらしい。写真に寄せられたことばも、気障じゃなく魅力的なんです。
 
 生のかけがえのなさを切りとった写真には、美しさの背後に「この瞬間はもう二度とやってこない」という切なさが付きまとうとものだと思っていたけれど、この本にはそういう切なさが微塵も感じられません。そのことが、とてもすてきなことに思えました。「かけがえのなさ」ってことばを使うことも無粋に思えてくるほど、当たり前のようにふたりの時間が流れていて、わたしがこうしている今も、その時間は変わらず流れ続けているにちがいないと思えるのです。永遠というなじみのないものに、少しだけ触れてしまったような気さえするのです。日常って、もっと、ずっと壊れやすいものだと思ってた。

 とにかく不思議な魅力のある写真集で、何度でも開きたくなってしまいます。

その他 01:33 comments(0)
スターバックス三十一文字解析


 今日は友人アキ嬢と久々に飲む!というスペシャルな予定があったのですが、わたしの仕事が終わってからアキの仕事が終わるまでの間、少し時間があったので、スタバでジョジョを読むことにしました。スタバでジョジョ。なんてファンシーなひと時なんでしょう。

 偶然にも今日からクリスマスメニューが開始されたとのことで、そのメニューのなかからジンジャーブレッド・ラテを注文しました。はあ、しあわせ。店内もすっかりクリスマスムード全開でした。クリスマス全開。ということは。ということはです。スタバのクリスマス企画として掲載されることになっている穂村弘のエッセイも、もしやすでに更新されているのではないだろうか!ということです!!
 
 というわけで、眠気をこらえつつ、スタバの公式サイトを見てみました。

 「スターバックス三十一文字解析」
 http://www.starbucks.co.jp/novel/index.html 
  
 あったー!やっぱりあった! スターバックスの公式サイトに穂村さんのページができてた!! 早速第1回目のエッセイが更新されてるー! きゃー!!

 そしてですね、とっても感動したのは、作者メッセージのページで、わたしのだいすきな「クリスマス・ラテ」という文章(散文詩?)が全文掲載されていたことです。あの、が!! ああ、なんだか夢みたい。

 「クリスマス・ラテ」は、あたたかさとさびしさとが心地よく織り交ざった絶妙な文章です。本来ならば、穂村氏の著書『本当はちがうんだ日記』のなかでしか読むことはできないのですが、今だったらネット上でもお目にかかれるのですね。たくさんの人と共有したいと勝手に思ってました。ずっとずっと思ってました。うれしい!

 おっと、ページをスクロールしていくと、下の方に小さくこんな注意書きが。

 ※ 文中の「クリスマス・ラテ」は穂村弘の脳内にだけ存在するドリンクで、現実のスターバックスのメニューにはありませんのでご注意ください。

 穂村弘の脳内だけに存在するドリンク(笑)

 ところで、このエッセイを書くにあたって穂村さんが「クリスマス短歌」の一般公募をしていたということは、以前このブログでも取り上げました( 「穂村弘×スターバックス×クリスマス」参照)。そして、わたしもクリスマス短歌をつくって応募してみようと思ったこと、だけど何ひとつとして思い浮かぶことができずに断念したということも後の記事で書きましたね。その短歌の募集、とっくに締め切られていたはずなのですが、どうやら追加でまた募集をかけているみたいです。「今からでも間に合います」ってほむほむが。

 ちなみにエッセイはクリスマスまで週に2回のペースで更新されていくようです。週2回!そんなに! ああ、それにしても穂村さんってば、カプチーノを熱めの豆乳で頼むなんてかなりの通じゃありませんか。「熱めの」ってあたりが特にね。

その他 02:27 comments(0)
息つぎ
   
 闇深く心細く それでも光射し 泣いたり笑ったりさ

           
 
 「幸せって思う瞬間をつないで息していくしかないんだよ」っていうのを、『西洋骨董洋菓子店』は本当に真っ向から描いてくれたの。でも、そのくらいならどんな人間にも出来るから。だから助けになるんですよ。(漫画家・羽海野チカさんのことば。)

 ―よしながふみ対談集『あのひととここだけのおしゃべり』より。 
    
          

 結局、信じられるものは、
 丹念に向き合い、自分というものが
 消え、気付けば何らかの作品が
 出来ているという仕事をする時間の
 流れと、
 身体を動かし、汗を流し、
 かっかとなってやがて引く
 その充実感だけのように
 思う。

 よどんでいればいるほど良い
 昇華したときに、よきものができる。

 ―茂木健一郎 クオリア日記
  「飛んでいる蛾を見てショックを受けるのは」より。

          

 よろこびとは、思いがけなくさし込んでくる光のようなものだ。
 過度の期待も、完全な諦めも、ふさわしくない。

 というのが、この夏の結論です。他人から与えられる光によって満ちていた今までの人生。わたしは、そんな光に少し頼りすぎていたのかもしれないな。努力して得られるよろこびというものを、わたしはもっと知らなければならない。

          

 不安と不安のあいだで、突然さし込む強い光。大きく大きく、息を吸い込むよ。

その他 19:02 comments(0)
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