無辺世界

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ありがとうございました
 
気づけば1年以上、放置してしまっていた当ブログですが、
今日をもってきちんと閉じることにしました。
今までどうもありがとうございました。
ごきげんよう!

お知らせ 00:05 comments(0)
全日本フィギュアスケート選手権開幕です


今日からフィギュアスケートの全日本選手権が始まります。
ものすごくたのしみです。

好きな選手、たくさんいますが、最近では特に小塚選手が大好きです。
彼のスケートを見ているだけ幸せな気持ちになるんです。
たくさんの感動と、元気をもらっています。

記憶に強く残っているのは、
先月のグランプリシリーズエリック杯(フランス)で、
170.43という高得点をマークしたフリーの演技。

録画しておかなかったことを悔やんでいます。
もう一度観たい、もう一度観たい、と思っていたら
先ほどyoutubeで見つけました。画質も良い。

このブログに貼ろうと思ったら「埋め込み無効」だったので、
URLだけ載せておきます。
http://www.youtube.com/watch?v=mDwIAlt4qEM

放送を見逃した方、興味のある方、ぜひぜひ。
いつ消されちゃうかわかりませんのでお早めに。

この時は、

直前に滑ったフランスのアモディオ選手が
すばらしい演技で観客を沸かせていたから、
小塚さんどうなるんだろうどうなるんだろう
ってドキドキしながら見ていました。

そしたらこの完璧な演技だもんなぁ。
アモディオ選手の得点を大きく上回って優勝。

動画では、小塚さんの得点が発表された後に、
アモディオ選手が「すばらしい演技だったよ〜」って
小塚さんを笑顔で称えてハグするところまでばっちり納まっていて、
なんかいいもん見たなぁという気持ちになれます。

優勝を逃して悔しかっただろうに、
なんて気持ちのいい男なんだアモディオ〜 とね。

そして小塚選手ですが、
毎回、演技の前に佐藤信夫コーチに背中をぽんっと押される瞬間も
なんだか好きで、じっと見ちゃいます。なんかぐっとくるんです。

全日本選手権4日間、心臓もつかしら。ドキドキします。
年末だってことをもはや忘れている。年賀状、大掃除、あぁ…。

だけど今日がなんの日かってことは忘れてないよ。
たくさん聴きます。

おやすみなさい。


テレビ 02:15 comments(2)
手の中の残り日
">
チャットモンチー
KRE
¥ 2,500
(2010-03-24)


 チャットモンチーのカップリング曲のなかで何がいちばん好きかと訊かれたら、真っ先に思い浮かべるのは「湯気」だ。でも、「手の中の残り日」もすごい曲だよなぁと思う。サビの「足を引っぱらずに手を引っぱって」というラインはなんだ。直球すぎて胸の奥にずしりとくる。思いかえせば、痛切すぎてひりひりするのであまり聴けない時期もあったけど、最近なぜかこの曲のことをよく思い出す。今日ひさしぶりに聴いてみた。

  足を引っぱらずに手を引っぱって
  探っていくのはもうたくさん 
  つないだ手が離れてしまう前に

 そうか、誰かに手を引っぱってほしいと思うときって、その人の足を引っぱってしまうときでもあるかもしれないよね。そんなことをいつの間にかぼんやりと考えていた。

 わたしは誰かに手を引っぱってほしいとあからさまに思っていたわけではないけれど、心のどこかではそういう甘えもあったかもしれない。口には出さずとも。そして、誰かの足を引っぱってしまうことをとても恐れていたし、誰の手も引っぱってあげられない自分のことも心のどこかで責めていた。誰かって誰よ?って感じですが、恋愛でも友情でも家族でも、名前のない関係でもなんでもそうで、今年のわたしはなんかそんな感じだったかなーと、ふと。そんな感じってどんな感じよって感じですが(ヤヤコシイ)、まぁ、こんなわたしでごめんなさいって誰に対しても思っていたのだなぁ、きっと。

 って、ここまで内省的になるつもりはなかったんだけど。
 文章を書くってやっぱりすごいことだ。どこに連れて行かれるかわからない。

 それにしてもこの歌詞、人の心をえぐるようにストレートな歌詞は、誰が作詞しているんだろうと歌詞カードをチェックしてみたら、やっぱりえっちゃんの詞でした。「恋愛スピリッツ」にしても「やさしさ」にしてもそうだけど、えっちゃんの書く詞は、わたしからしたら言語化するにはとても怯んでしまうような、できればなかったことにしておきたいような心の奥底の感情を、ごまかさずに率直に表していてびっくりする。自分が言葉にするのは怖いくせに、人に言葉にしてもらうと、ありがとうと思う。


音楽 18:47 comments(2)
めがね

 加瀬亮が海辺でドイツ語の詩を暗唱するシーンを突然見たくなって借りてきた。加瀬さんの何が好きって骨格だな! 大学時代にとよことふたりで観に行った映画なので、少し懐かしい気持ちにもなりつつ鑑賞。ある春の日、タエコ(小林聡美)が浜辺の小さな宿「ハマダ」を訪れるところから映画は始まる。

 前半の、台詞がどこか宙に浮いているような違和感(「才能ありますよ、ここにいる才能」とか)は今回も感じてしまったけれど、映画が進むにつれてあまり気にならなくなっていった。青く透き通った海、浜辺で飲むビール、毎回おいしそうな食事。サクラさん(もたいまさこ)の作るかき氷。携帯電話が通じない、観光するところもないような場所。ご飯がおいしそうってそれだけでずるいよなぁ。

 「たそがれる」というのがこの映画のキーワードなのだが、たそがれるとはどういうことか、たそがれたいという気持ちがどういうものか、わたしはいまいちよくわからない(普段からぼおっとしてるからか?)。でも、タエコがあの宿にたどり着いた理由「携帯電話が通じなさそうな場所に行きたかった」なら、自分にも少しわかる気がした。

 お目当てだった加瀬さんのドイツ語もよかったけれど、サクラさんがかき氷のための小豆をじっくり煮込むシーンが、今回とても印象に残った。丁寧で、ゆるぎなくて。

 「大切なのは焦らないこと
 焦らなければ そのうちきっと」

 という台詞が説得力をもって響いたのも、あの小豆がふっくらとおいしそうだったから。

 二度目の鑑賞であらためて気づいたのは、ハルナ(市川実日子)が持つささやかな毒気とか、メルシー体操って実際ほんとに健康によさそうだなってこととか。あとタエコの服装がやっぱり好き。執拗にくり返される「たそがれる」という言葉の意味は、べつに深く考える必要もないかな、と思った。


映画 01:40 comments(2)
渋谷の海で泳ぐ魚なんていねーよ


 実際に現場で使われているかどうかは知らないけれど、世の中には「止まない雨はない」「明けない夜はない」などの慰めの言葉が存在する。そしてそれは気休めではないと思う。だって実際に、永遠みたいに長く降り続いているような雨だっていつかは止むし、夜だってそう。闇に呑まれてしまいそうな深い夜も、このまま朝が来なければいいと願うようなたのしい夜も、毎日等しく明けていくから。

 ただ、それとはべつに、現実には終わらない悲しみもあるのではないかと、いつからか思う。そのような悲しみに対してどうやって折り合いをつけていくかが、生きていくうえでけっこう重要なのではないだろうか。

 そんなことをぼんやりと考えながら7月を迎え、わたしはこの曲と出会った。
 http://www.youtube.com/watch?v=px9cNhT0TUQ


 


 いつだって悲しいことから逃げれない
 カビた言葉で心うるおさぬよう

 (いつだって / 昆虫キッズ)


日常 22:07 comments(0)
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